かつらぎ町のあるある、雑学ニュースをお届け!

最新ニュース

NEWS

  1. ホーム
  2. コラム
  3. ワーケーションについて考える

コラム

2023.12.27

ワーケーションについて考える

いつもと違う場所で、いつもどおりの仕事を行いながら新しい経験や体験をする――それが「ワーケーション」です。私「かつらぎ、なう!」編集部Nもリモートワークを活用しつつ、かつらぎ町に移住した一人です。今回は、フリーランスの立場からワーケーションについて考えてみたいと思います。

ワーケーションとは What is Worcation?

Work(仕事)+Vacation(休暇)


ワーケーションは、Work(仕事)+Vacation(休暇)を組み合わせた造語で、テレワークを活用して通常の職場環境とは異なる場所で仕事を行うスタイルです。

ワーケーションの種類

  1. 地域で働くワーケーション
    テレワークの「場所を有効活用する」考え方に、地域(都市部、地方部)の視点を導入します。特定の地方で一定期間働くことで、地域ならではの環境を利用しつつ、事業創造やプログラム開発、企業合宿などの成果を最大化します。オフィスの移転や移住先の事前評価など、様々な用途が考えられます。
  2. 地方移転促進のワーケーション
    企業などが高い成果を求め、従業員確保や採用、地域特有の協業や事業継続などの目的で、オフィスを地方に設置または分散配置する取り組み、あるいはそのトライアルを指します。
  3. 移住・定住促進のワーケーション
    移住や定住を希望する個人が、二地域居住などを通じて働きながら地方での生活を体験するためのプログラム、あるいはそのトライアルを指します。
  4. 休暇取得促進のワーケーション
    個人が平日を含む長期休暇を取得するために、便宜的にテレワークを導入する取り組みを指します。

メリット

merit1

プライベートの時間を確保できる

ワーケーションの最大のメリットは、プライベートの時間を確保しやすくなることです。特に育児をしなければいけないワーカーは、子供の面倒を見ながら仕事ができ、家事も柔軟にこなせます。隙間時間に効率よく仕事を進めることができ、遊びの合間にも作業が可能です。

土日とワーケーションをうまく活用すれば、金曜日にしっかりと仕事を片付けて、土日はたっぷりとプライベート過ごしたり、長期休暇も申請しやすい!... 活用方法は無限大です!

merit2

付き合いなどから自由になる

ワーケーションは、私たちにさまざまな仕事形態を与えてくれます。
オフィスに行って決められた時間内に仕事をする・皆に付き合い残業をする・昼食も皆と一緒の時間に取らなくてはいけないなど、型にはまった生活をワーケーションが解き放ってくれるのでは?
働き方の自由度が上がるということは、気分転換となり、ワーケーションでひとりひとりの生産性が上がることが期待できます。

仕事を辞めなくても、自分なりの働き方改革で自由な働き方ができる!

merit3

作業効率が上がる

ワーケーションを行うと、ひとりひとりの作業効率が上がります。オフィスに行くと、周囲を気にした働き方をする必要があります。雑用も多くなり、生産性だけを考えると、必ずしも最適な環境であるとはいえません。
積極的に仕事を取り組んでいる人は、実務にもっと集中したいと考えている人が大勢です。ワーケーションで周りを気にすることなく仕事に邁進すれば、作業効率は上げられます。

もちろん仕事に集中できないっていう時もあります。気分転換にシェアオフィスを探して集中する方法も!

merit4

リフレッシュできる

ワーケーションはバケーションの延長線上で仕事ができるので、気分転換がすぐにできます。
オフィスで仕事をしているときは、自分だけリフレッシュするために出ていくなどの行為は決してできません。ワーケーションでは仕事のやりすぎで気分転換したくなったときに、すぐに遊びの行動に切り換えられます。
リフレッシュした体でもういちど仕事に向き合った方が、生産性が上がると考えられています。

楽しむ時は楽しむ。働く時は働く。メリハリが生産性につながるんですね〜。

デメリット

コストがかかる

ワーケーションはテレビ電話やパソコンなど、仕事の環境を整えるためにコストがかかります。どこにいても仕事ができる環境にするには、パソコンの配線や通信システム、カメラ設置などのハード面もですが、チャットワークなどの有料サービスの契約も必要になります。
ワーケーションの設備が整っている場所を確保することが大切です。

導入に時間が必要

ワーケーションの導入には、労務管理に関する社内規定の変更などのさまざまな手続きが必要なため、時間をかけて準備する必要があります。
今働いている会社でワーケーションを今日からしたくても、労働時間の計算方法や労災などの安全管理の問題があり、すぐには導入できません。
ワーケーションを積極的に推奨している会社への転職やフリーランスへの転換などの方法がおすすめです。

ページの先頭へ戻る